そりゃまあ僕も

20代会社員、男。音楽、カメラ、時事ネタなどの雑記日記です

とてもつらい

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京都・ELEPHANT FACTORY COFFEE、路地を抜けて象工場に行ってみる

象工場と言えば、ご存じ村上春樹作品によく出てくる謎ワードである。
そんな象工場の名を冠したカフェが京都の河原町にある。
それがELEPHANT FACTORY COFFEEである。

https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260201/26005522/

・・・たぶん、村上春樹の象工場から取ったのだと思う。
象工場についてはこちらのブログが異常に詳しい

よって、僕はとりあえずカフェに行った感想を書こうと思う。

どうやらこちらのカフェ、村上春樹ファンのみならず京都のカフェおたくの間でも有名なカフェみたいである。
それもそのはず。いかにも隠れ家的な立地で、言うまでもなくおしゃれ。もはや当たり前のようにコーヒーもとっても美味しかった。


マジで隠れ家である

ELEPHANT FACTORY COFFEEは京都の木屋町通りからふらっと一本入ったところ

京都府京都市中京区蛸薬師通木屋町西入ル備前島町309-4 HKビル 2F
こちらの住所にある

・・・

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・・・から、さらに一本入ったところにある。

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・・・本当にこんなところにあるのだろうか
しかし、google mapを信じてこの路地を進むと、そこに象工場がある

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まぎれもない。ELEPHANT FACTORY COFFEE。すごい。本当にあった。
営業時間は13時~1時。日付が変わるまでやっているらしい。
僕が行ったのはちょうど13時。もちろん一番客である。

おしゃれな店内

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おお・・・おしゃれだ。
店主さんは「若いカフェのマスター」と聞いて我々の脳裏によぎるそのものの見た目をされている。
もうこの時点でコーヒーが不味いはずがないではないか。
しかし、一番に入ってきて、且つ店主さんと二人きりということもあって、恥ずかしくて店内の写真はあまり撮れなかった。

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少しわかりにくいんだけど、店内のいたるところに本が積んである。

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ふらっと手にとって、自分の手元の一冊と交換して帰りたくなるような、そんな感じの雰囲気だ。

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牡鹿の頭骨!頭骨といったら『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』!
いいなあ。僕もほしいんだよなあ。鹿の骨。

本に合うコーヒー

コーヒーは何種類かあって、迷った結果ホットのブレンドコーヒーにした。
今日はとても暑い日だったのでアイスコーヒーを頼むか迷ったのだが、せっかくコーヒーのお店に来たのだからなんとなくもったいない気がしたのだ。


コーヒーはどれも店主さんが選りすぐった豆を使っていて、ハンドドリップで一杯ずつ店主さんが難しい顔をして作ってくれる。
窓からドアにかけて吹き抜ける涼しい風が店内の空気をかき乱して、コーヒー豆の香りが漂ってくる。
少し気恥ずかしくって、あまりカウンターのほうを見れなかった。

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僕はコーヒーに明るいほうではないが、飲み干すのが惜しくなるくらいしっかりとした味のコーヒーだった。とてもおいしい。
苦味っていうのはちゃんと「味」であって、濃淡や深みがあり、それ単体を楽しむに値するものなのだ、と教えてくれる。
そんな感じがした。

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カップにはちゃんとお店のロゴが入っている。

飲み干すのが惜しくって、つい鞄からタブレットを取り出し(本当は古びた文庫本が良いのだろうけど・・・)、電子書籍を読みつつ、じっくりと味わった。
冷めてもちゃんと美味しい。ちなみに読んだのはもちろん村上おじさんである。象工場・・・ではなく、『1973年のピンボール』

 

1973年のピンボール (講談社文庫)

1973年のピンボール (講談社文庫)

 

 

初期三部作の中では一番とっつきにくいので、僕はどちらかと言えば避けてた作品。読み返すのは何度目かなあ。

読みだして間もなくして、カップルが2組ほど来店してくる。
隠れ家といえども、やはり有名なカフェらしい。
そのあとから常連さんっぽいマダムも来店してこられて店主さんと談笑をしていた。
みんな、カフェの雰囲気に合わせて囁き声でおしゃべりをしていた。

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お店を出て、元来た路地を引き返していると、4人くらいの女の子の団体がこちらを指さして歩いてきた。
「やっぱりここだった!あそこに象工場って書いてある!」

隠れ家だと思ってたのは僕だけで、やっぱりいろんな人に愛されてるカフェなんだなあ、としみじみと思う。

 

営業時間が1時までということもあるので、今度はぜひとも夜に来てみたい。
終電を逃すくらいの時間に、一人でふらっと入るのがいいんだろうなあ。
次は象工場で何を読もうか。今日一日を振り返りながら、ついそんなことを考えてしまう。