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そりゃまあ僕も

20代会社員、男。音楽、カメラ、時事ネタなどの雑記日記です

とてもつらい

音楽と小説とカメラが好きな人の日記です。主なカテゴリ↓

こたつはロックではない

僕の家にはこたつがない。
物心がついてから自宅にこたつが存在する生活を経験していない。
自宅にも、祖父母宅にも親戚の家にもこたつはなかった。
僕にとってのこたつは、地球にとっての木星のエウロパようなもので、要するに日常生活に全く関係しないものである。

 

もちろん僕だって友人の家でこたつで鍋をつついた経験くらいはある。
だが、それはあくまで友人の所有物にすぎない。
僕は、僕のこの手狭な生活空間の中にこたつが実在する状況をうまく想像できない。
こたつデビューをするつもりもない。
なぜか。

 

あえて理由を挙げるならば「こたつはロックではない」からだろう。

もしあなたがこたつはロックであるとする考えてるならば、想像してみてほしい。
世の中に数多いるロックヒーローの自宅に、
はたしてこたつがあるだろうか?
家に帰って早々にこたつの電源をつけるジミヘンを想像できるか?NOだ。
寒い日はこたつから出られないアクセルローズがいるだろうか?ありえない。
こたつをブースに仮歌を録るポルノグラフィティを……これは実話だった。

これらはもちろんただの仮定であり、例である。
例を列挙したところでこたつがロックではない証明をすることはできない。ロックヒーローはこたつを使わないという事実を集積しただけだ。
だが、ここから僕たちは、こたつはロックな生活には必要が無いという事実を類推することができる。
いま、
こたつ=ロック
という等式が成り立つとするならば、
ロックマン=こたつマンになってしまう。論外だ。
また、ウイスキーのオンザロックが
オンザこたつになってしまう。これは悪くなさそうだが、意味は変わってくる。
イギリス経験論の父は、ジョン・こたつになってしまう。名誉革命もへったくれもない。
ゆえにこたつはロックではない。
ロックな生活にこたつは必要無いのだ。

 

さて、ではこの日記を書いている僕はロックな存在であるかというと、それはもうロックでもなんでもない。ただの凡人である。
しかし、凡人が人生をロックにしたいという意思を抱くことに矛盾はない。
そして、僕自身が非ロック的存在であればあるほど、なおさらこたつから距離を置かねばならない。
ロックではない僕の生活に、ロックではないこたつが導入されてしまうと、おそらく僕の人生は2度とロックにならないだろう。
一度こたつに足を踏み入れてしまえば、あとはもう五本指ソックスを履いたり、湯たんぽを使ったり、どんどんロックじゃない方向に走ってしまう。

 

 
冗談ではない。ただでさえ僕はもうメンズタイツを常用し始めるくらい、ロックの道から外れつつある。

「ヒートテックだからセーフ」と自分を騙しながらタイツを履いている。

 

(ビー・ブイ・ディ)B.V.D. 防寒 あったか 綿混丸編み10分丈タイツ SP0510 BK ブラック M

(ビー・ブイ・ディ)B.V.D. 防寒 あったか 綿混丸編み10分丈タイツ SP0510 BK ブラック M

 

 


見よ、メンズタイツの江頭感を。これがロックであるだろうか?たしかに江頭はロックかもしれないが、タイツを履いた江頭感のある僕はロックではない。いや、ヒートテックだからセーフだが。
でも、だけど、しかし、これ以上ロックじゃなくなってたまるか。

 

そんなわけで、こたつの無い部屋の布団の上で、寒さに負けじと毛布に丸まって文章を打っている。
ロックは死んだ。