そりゃまあ僕も

20代会社員、男。音楽、カメラ、時事ネタなどの雑記日記です

とてもつらい

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はてなプロフェッショナルになると見える世界を教えよう

我こそがはてなプロユーザーである。

今週、ついに私はプロフェッショナルユーザーになった。

このブログのプロフィール欄を見よ。

闇夜に燦々と輝くパチンコ屋の看板のようなこの「PRO」表記が、フリーユーザーである者にも見えるはずだ。刮目せよ。羨ましいだろう。

「PRO」の文字が光り輝いて見えないならば、それはあなたがまだプロフェッショナルの領域に達していないからだ。悔しかろう。

跪き靴を舐め、その場で3回くるっと回ってワンと吠えていただいても構わないぞ。

あなたが私にひれ伏す気持ちも分かる。

今あなたが読んでいる文章は、はてなプロユーザーによって書かれたものだからだ。

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はてなプロフェッショナルのイメージ画像

 

はてなブログに流れ着いてから、ずっと強制挿入の広告が目障りだった。

公衆便所で立ち小便をしてるときに隣のオッさんのチxxのように、目に焼き付いて離れなかった。

僕は広告が大嫌いである。

パソコンもスマホもadblockを3種類ブチ込んでいる。街で配られたビラだって、その場で破るためだけに受け取る。宗教の勧誘だってその場で熱心に聞き流してから走り去る。

そのくらい広告が嫌いである。

ブログを開くたびに、中古マンションのセールチラシをおデコに貼り付けられたような気分がつづき、心身に異常を来し面白い文章が書けなくなった。

何もかもはてなブログ無料版が悪い。

書きたいことが書けず、面白いことを思いつかず、投稿完了するたびに自分の書き連ねた者に絶望する日々、これは全てはてなブログ無料版という「システム」によってもたらされたものだ。

 

自身のブログに書き連ねられた不燃ゴミを眺めること数ヶ月、

僕は月に1000円をはてなに納めることを決意した。決して一月だけお試しで購入したわけではない。クレカの番号を間違えて1日購入制限を食らい、ちょこむを経由して購入したワケでもない。

あらゆる継続特典を無視し、あえて非効率的な投資を採用することによって、僕のプロフェッショナルとしての心持ちを内外に声高に宣言するためである。

繰り返す、あえて初月は1000円を支払っている。これはあくまでも「あえて」の話である。

全ては僕の意志であり、それはプロフェッショナルとしてのマインドがそうさせたものだ。

 

はてなブログプロに登録した途端、僕の体は財布のように軽くなった。心を抑圧する負の感情はいつの間にか立ち消え、どこまでも大空を目がけて自意識が羽ばたき始めた。

 

"この全能感をブログに向けると、きっと何か「素晴らしいこと」ができる気がする"

 

そう確信した僕は、自身のブログから、ヘッダとフッタを、忌々しいはてなキーワードを、強制挿入の広告を、全て取り払うことにサクセスした。

モバイル向けデザインとPC向けデザインを個別に設定することすら、造作もないことだった。

CSSをコピペし、ブログデザインをカスタマイズする。はてなブログ公式に課せられた鈍重なパーツを爆殺すると、これまでできなかった色々な可能性が開けてきた。

僕はこれまで憎んできた広告を記事に貼り付けた。これからの僕はユーザーへ広告を押し付ける側の人間なのだ。それがはてなプロとしてのぼくの使命であり、マインドである。

 

はてなプロフェッショナルである僕の前には、快適で楽しいブログライフが約束されているも同然。

はてなプロフェッショナルになって1週間、いまや、無料版などというあの汚らしい鳥カゴに戻る気などない。

 

人間らしさの演出として、問題点にも言及しよう。

といっても、はてなブログのプロユーザーであるこの僕に残された課題はたった1点のみだ。

プロフェッショナルの僕は課題の言語化を恐れない。

 

「自分のセンスの欠如とその原因を、はてなブログ無料版に押し付けられなくなった」

 

プロフェッショナルになった高揚感から解放されたあと、僕に残されたものはコピペの塔に埋もれた解読不能なデザインCSSと、何1つ変わらない自分らしさ溢れる凡庸な記事だった。

プロフェッショナルはツールに頼らない。

こうボヤいてみると、世界がより凡庸な形をとった気がした。

 

はてなプロフェッショナルになって見える世界、それは正に自分という凡庸な鳥カゴの形をしていた。