そりゃまあ僕も

20代会社員、男。音楽、カメラ、時事ネタなどの雑記日記です

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【感想】化物語(上)の言葉遊びをkindleで楽しむ

西尾維新を初めて読んだ。

想像していたよりもずっと独特の言葉遊びと、分かっていても引き込まれるストーリーで一気に読んでしまった。悔しい。

 

化物語(上) <物語> (講談社BOX)

化物語(上) <物語> (講談社BOX)

 

 


僕はオタクではないので、ライトノベルを読まない。


涼宮ハルヒシリーズこそ全巻持っているが、バッカーノもとあるシリーズも灼眼のシャナも読んだことはない。

一般文芸と比較して、ラノベは地の文の少なさが気になってしまうし、女の子と男の子がイチャイチャしているシーンが多すぎる。

オタク的な舞台設定は気にならないが、表紙がアニメ絵で手に取るのも恥ずかしい。

 

 

そんなライトノベルの中でも、西尾維新の小説は前から気になっていた。
なにしろアニメが面白かった。シャフトの演出のオサレさと、その中に散りばめられた言葉遊び、何よりも「怪異」という題材を膨大な知識をもって緻密に描写していくストーリー展開にノックアウトされた。
(女の子の描写は多すぎると思ったけど……)

いろんなところで西尾維新の文章の評判は聞く、しかしラノベは手に取りづらい。

 

といった具合で足踏みしていたので、化物語は電子書籍で読んでみたかった作品の1つだった。

kindleの良いところは、人前で読んでいても恥ずかしくないところにある。ブックカバーに気を使う必要もない。


で、実際に読んでみると、思った以上に面白い。

「ラノベ」くささが全然気にならない。


とにかくキャラクターの「ボケ」と「ツッコミ」の言葉選びのセンスにただただ唸るばかりだった。

漫才の台本を読んでいるような気分になる。
センスも切り口もストックも、凡人たる僕の斜め上を超えていくものばかり。
意味、音韻、漢字、かたっぱしから言葉を崩して、ユーモアに変えていく。
そしてシリアスなストーリー展開においても、その卓越した日本語センスが根っこになっている。


これだけの文章力なのだから、ラノベ的な文体もこの人のターゲット層に目線を合わせたものなのだろう。

一般向けのSFやミステリーも書いてたりするのかなあ?

 


悔しいけれど、もっと読もっとんでみたいと思ってしまった。

西尾維新作品は毎週少しずつ電子書籍化されるらしい。

アニメを見るよりもサラッと流せるので、僕みたいに抵抗があった人も是非試してみてほしい。

 

化物語(中)が早速発売されているので、僕はこちらも読んでみるつもり。

 

化物語(中) <物語> (講談社BOX)

化物語(中) <物語> (講談社BOX)

 

 なんだか、思うツボにハマってるようで悔しいけど、週に一度の楽しみって良いものですよね。